勘違いしていない?
今回のテーマは「栄養」です。
腰痛と栄養、
この全く関係ないような組み合わせ。
実際、当院に来院される患者さんの100% が
このことに気付いていなく、
私がお話しすることで、
「言われてみればそうだよな。」と納得する方が多いです。
残念ながら、お話しをしても納得できずに
腰痛と栄養 は別物、と考えが凝り固まってしまっている人も
少数います。
そういった方は、腰痛の原因を解消しようというより
目の前にある痛みにしか目が行っていなく、
治すことが困難になっている腰痛難民に陥っているケースが高いです。
もしくは他人の意見に聞く耳を持たない性格の人。とかですね。
まぁ、そんな方たちはさておき、
なぜ、腰痛と栄養が関係があるのかというと
すごくシンプルな考えなのですが、
人間の身体は食べた物からできている。ということだからです。
人間、食べ物を食べなければどうなりますか
水を飲まなければどうなりますか?
この答えは、誰もが分かるすごくシンプルな答えだと思います。
食べ物を食べない・水を飲まない。と死んでしまいますよね。
逆に、食べ物を食べ過ぎる、ジュース・アルコールを飲み過ぎると
生活習慣病になりますよね。
食べ物・水は身体を作るのにとても重要なのです。
では、毎日3食食べている。でも腰痛になる。
腰痛と栄養 には関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、
その3食、栄養バランスはしっかりしていますか?
現代食は高脂質・高炭水化物の食べ物がほとんどで
その他の栄養素、たんぱく質が少なかったりしています。
食事に少しは気を使っている人でもたんぱく質を気にしていても
残りの2つの栄養素、ビタミン・ミネラルを疎かにしている人は多いです。
「5大栄養素をバランスよく摂っていますか?」
という質問に自信をもって「はい」と答えられる人は10%もいないでしょう。
では本題。
この栄養がバランス良く摂れていないと、なぜ腰痛に繋がるのかというと
身体の組織はそれぞれ身体を構成している仕組みがあります。
その仕組みを構成している原料は食べ物(5大栄養素)から作られています。
が、何かひとつの原料が不足していると
その仕組みを構成できないので、
徐々にその仕組みが弱体化していきます。
そんなことが何日も続くと
例えば腰回りの筋肉や骨、靭帯、神経・・・など
が弱体化して身体を支える力が弱くなって
腰痛が出る。
ということにも繋がってくるのです。
その他にも栄養が身体に及ぼす悪影響はたくさんあります。
なので、栄養を、食べ物を軽視すると
ならなくてもいい腰痛になったり、なかなか治らなかったりと
苦しむことになるかもしれません。
#60
腰痛・栄養
千葉県木更津市
はるえな整体院