痛み止めが効かない。。。
腰痛が出て、この痛みを何とかしたいという思いから
痛み止めの薬を使う人は多いでしょう。
特にギックリ腰の様に突然来るものの場合は
その後の予定を大きく狂わせるので
直ぐにでも痛みを落ち着かせたいと思うのは必然です。
そんな時
痛み止めの飲み薬を服用したり、
酷い場合は腰に直接痛み止めの注射を打つこともあるでしょう。
痛み止めを使い
痛みが落ち着けば良いですが
一向に変化が無く
痛み止めの効果が全く感じられないこともあります。
それはいったいどんな時なのでしょうか?
答えは簡単で、
今まで散々お話ししてきた腰痛の原因
筋肉の異常
が何も解決していないからです。
痛み止めを飲んでも、注射をしても
筋肉の異常(硬さ、伸縮性の喪失、収縮異常など)
は解決しません。
痛み止めはあくまでも
興奮(過敏になっていて反応)している神経細胞に対し
その興奮を落ち着かせる作用をもたらすもので、
筋肉に対しては全く作用しません。
なので、
神経細胞が興奮していなく筋肉の異常でのみ
腰痛が発生している場合は
痛み止めは全く効かず
でも、痛みは変わらずに存在するという事態に陥るのです。
全ての腰痛に対して
痛み止めが効かないかと言われたら、そんなことはありません。
少しでも痛み止めの恩恵を受けられるのであれば
使用しても良いのではないでしょうか。
しかし、薬には副作用があります。
薬を使用したときの効果と副作用を比べた時に
その対価が得られないのであれば
例え少しの効果があったとしても
使用は控えた方が良いでしょう。
腰痛は1日では作られません。
長い時間を掛けて作られます。
痛みが出る前に、事前に予防を心掛けることが1番です。
腰痛が出ても、薬に頼ることなく
他の方法で改善できる準備を日頃から心掛けておきましょう。
#41
腰痛
千葉県木更津市
はるえな整体院