レントゲンでヘルニア診断?
腰痛が出て病院に行き診察。
腰のレントゲンを撮り
上の様な画像が撮れ
出された診断は
「腰部のヘルニア」。
こんなことを言われた患者さんは多いはず。
患者さん自身も
「この腰痛の原因はヘルニアだったんだぁ」と
何故かひと安心。
でも、待ってください。
その腰痛本当にヘルニアですか?
そもそもヘルニアはレントゲン画像だけでは判断できません。
上の画像の様に椎間板の厚さが薄くなっているから
医師はヘルニアの診断をしたと思いますが、
「椎間板が薄くなっている=ヘルニア」
ではありません。
そもそも椎間板は
加齢と共にその厚みが減少してしまうものなので
椎間板の厚みが薄いだけではヘルニアの病名は付けられません。
ですが残念なことに
レントゲンしか撮っていないのにヘルニアの病名を付ける医師がいます。
そしてその言葉を患者さんは信じてしまいます。
椎間板ヘルニアは
椎間板が椎体(骨)と椎間板を覆っている膜を破って飛び出している状態を言います。
この様子はレントゲンでは見ることができません。
なのでレントゲン画像だけで
ヘルニアの診断をしてしまう医師は間違っているのです。
しっかりとヘルニアの様子を見ることができる画像はMRI画像になります。
#10
腰痛
千葉県木更津市
はるえな整体院